「iPodが1台あればいいんじゃないかな?」
と思ってる方もいるかもしれません。
iPodでは自分一人で聞く分には十分ですが、音楽をお店全体に響き渡ることは出来ません。
たとえiPodのボリュームを最大まで上げても、音が歪んでしまいお客様にとっては不快な音になってしまいます。
そこでiPod等の音源をお店全体に聞こえるようにするにはアンプとスピーカーが必要です。
では
「iPodを直接スピーカーに接続できないの?」
と思う方もいるでしょう。
しかしiPodでスピーカを鳴らすことが出来ません。
スピーカーを鳴らすためにはアンプが必要になります。
アンプにはローインピーダンスとハイインピーダンスの2種類があります。
・ローインピーダンスのアンプについて
アンプのカタログ等を見て、出力インピーダンスが4Ωか8Ωと書いてあるアンプです。スピーカーと同じインピーダンスに対応しているアンプを選びます。スピーカー1個につき1ch(1チャンネル)を使いますので、アンプ内部回路が理想的な状態となり、高音質で聴けます。
・ハイインピーダンスのアンプについて
アンプのカタログを見て、出力インピーダンスが70Vかハイインピーダンス対応と書いてあるものです。
アンプ1ch(1チャンネル)に複数個のスピーカーを接続出来ます。
ショッピングモールの広いフロアに使うような用途には機材コストを抑えられます。
しかしローインピーダンスのアンプと比較して音質劣化がある為、個人商店などにはおススメしません。
店舗(ショップ)の大きさに合わせて最適スピーカーを配置する必要があります。
スピーカーの数が足りないと、スピーカーから遠い場所でBGMがきこえにくくなってしまいます。
だからといってスピーカーから遠い場所に音量を合わせると、スピーカー近くではうるさくなってしまうでしょう。
その為に各ch(スピーカーごと)にボリューム調整できるアンプが便利でしょう。
BGMを下げてほしいというお客様がいたら、その場所の近くだけ音量を下げることが出来ます。
又、最適なスピーカー数(ch)が多い場合には増設可能なアンプを使用します。
アンプの選び方をまとめると
- ローインピーダンス(4Ωか8Ω)
- ch(チャンネル)ごとにボリューム調整ができる
- アンプの増設が出来る
このようなアンプを選んだ方が良いでしょう。
おススメのアンプはこちら
YAMAHA XM4080
主に劇場やホール、会議場などの設備音響の用途に最適なマルチチャンネルパワーアンプです。
出力 80W(8Ω x 4CH)
115W(4Ω × 4CH)